6月15日の「永業塾オンライン大学」の講師は、やまとの知恵実践協会代表の辻中 公(つじなか くみ)さんでした。
「忘れてはいけない日本の心/日本人の役割とは?」と題して約40分ご講和を頂きました。
その中で、「やまとことばは音に意味があります。」とのくだりが印象に残りました。
例えば、
- 「稲」は命の根っこの意味で、「いのちのねっこ」の命の「い」と根っこの「ね」から来ているとの事です。
- 五体満足の「五体」とは、頭・胴体・腕・脚の四体に「魂」が入り「五体」になる。そしてその命が途絶えたら「五体」から「魂」が抜けて「死体」となるとの事です。
- 音とはちょっと違うけれども、よく会食の時とかに皿の上に箸を置く方が多く見られますが、皿の上に箸を乗せると、皿(円➡縁)を切るという意味があって、あなたとは縁を切ります、という意味があるのだそうです。正しくは箸置きを用いて、そこに箸を置くと所作も自然と美しくなり、お相手からも心地良く思われるそうです。
まだまだたくさん学びましたが、同じ日本人として知らないことが多かった自分に反省の言葉しか見つかりませんでした。
それと同時に日常何気なく見聞きしている言葉やしぐさも、実はそこに深い意味が込められていて、こういう感性を持った日本人って本当に凄い民族だと、改めて感じることが出来ました。
お相手様を不快に感じさせないように、これからは言葉や所作の意味を考えながら行動して行きます。
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